#21 CentOS 6 サポート終了でyumでできない場合の暫定対処

  CentOS6 yum  [公開]
icon incmplt が 2020/12/21 16:25 に投稿 ( icon incmplt が 2020/12/21 16:30 に編集 <更新履歴> )
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CentOS 6は、2020年11月30日でサポートが全て終了となった。
これによりミラーサーバーからもyumで参照するパッケージファイルが削除され、yum updateを実行してもエラーが発生するようになる。

暫定的な対応としては、yumの参照リポジトリを変更することで yum でパッケージのインストールができる。

リポジトリURL: https://vault.centos.org/[メジャーバージョン].[マイナーバージョン]/

サポートが切れたOSを運用し続けることは、セキュリティ面からも推奨できないが、移設・移行時の作業のための暫定対応としては、上記 リポジトリURL を使用することができる。

vault.centos.org リポジトリの設定

vault.centos.org リポジトリを使用するには /etc/yum/repo.d/CentOS-Base.repo を書き換える。

最初に使用する リポジトリのバージョンを確認するため、以下のコマンドと結果を確認する。

$ cat /etc/redhat-release
CentOS release 6.10 (Final)

バージョンが確認できたら、以下の内容を書き換える。
ここでは base を例に説明する。

  • mirrorlist をコメントアウトする
  • baseurl でvault.centos.org に変更する
[base]
name=CentOS-$releasever - Base
#mirrorlist=http://mirrorlist.centos.org/?release=$releasever&arch=$basearch&repo=os
baseurl=baseurl=https://vault.centos.org/6.10/os/$basearch/
gpgcheck=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-CentOS-6

updates, extras, centosplus も同様のルールでURLを変更する。

 添付ファイル     - [0]


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